天王寺マリアクリニック

ワキガ治療はいくら?治療の種類と費用を解説

目次

ワキガ治療はいくらかかる?

ワキガ治療の費用は、多くの方が気になる点です。
実際、「ワキガ治療」と一言で言っても、様々な種類があり、それぞれの治療法によって料金が大きく異なります。
本記事では、各治療法の費用について詳しく解説していきます。

ワキガ手術(剪除法)の料金

ワキガ手術(剪除法)の料金

ワキガ手術(剪除法)は、脇の下の皮膚と汗腺を切除する最も確実な治療法です。この手術は唯一保険適用が可能で、適用された場合の自己負担額は通常3割程度で、概ね4万円程度となります。

保険適用には条件があり、悪臭が著しく他人の就業に支障を生じる事実が明確で、客観的に見て医療介入が必要と医師が判断する場合に限られます。

ただし、デメリットも存在します。保険適用されない場合もあり、その場合は全額自己負担となります。

ワキボトックスの料金

ワキボトックスの料金

ワキボトックスは、ワキガ治療の一つの選択肢として人気の施術です。その料金は一般的に約28,000円~77,000円程度ですが、医療機関や使用するボトックスの単位数によって変動する可能性があります。

この治療法は、脇の下に直接ボツリヌストキシンを注射するシンプルな手法です。施術時間は両脇で約5分と短く、腫れや出血もほとんどありません。効果は注射後2~3日から現れ始め、約4~6カ月間持続します。

ミラドライの料金

ミラドライの料金

ミラドライの料金は、東京での相場を例にとると、200,000円から450,000円程度と幅広い範囲に設定されています。

ミラドライは、脇汗の量を大幅に減らすことで体臭を抑える効果があり、ワキガや多汗症の治療として注目されています。

ワキガ治療の選び方とは?

ワキガ治療の選択は、価格だけで判断するのは危険です。

自分の優先順位や生活スタイルに合わせて、「価格」、「手軽さ」、「ダウンタイム」、「効果の持続性」の中から総合的に検討し、自分に合う最適な治療を選択することが重要です。

ここからは、ワキガ治療の選び方について紹介します。

保険適用の治療を選ぶならワキガ手術(剪除法)

保険適用の治療を選ぶならワキガ手術(剪除法)

費用をなるべく抑えて治療を行いたい方は、ワキガ手術(剪除法)がおすすめです。

先でも解説させていただいたように唯一保険適用治療となります。
ただし、剪除法には2〜4週間の安静期間が必要で、日常生活に大きな制限がかかります。

そのため、学生の方など夏休み等の長期休暇がある方におすすめです。

ワキガ手術(剪除法)のデメリット

ワキガ手術(剪除法)は、保険適用が可能で価格を抑えられる反面、重要なデメリットも存在します。
まず、傷跡が残る可能性や、完全に臭いを取り切れない場合があります。最も大きな問題は、長期の安静期間が必要な点です。1回の治療で約2週間の安静が必要で、この間はワキを上げることさえ困難で、例えばシャンプーなどの日常生活が送れない方が多いです。
さらに、手術は片脇ずつしかできないため、両脇の治療には2回の手術と、それに伴う2回の安静期間が必要となります。これは生活に大きな影響を与える可能性があります。
また、保険適用には条件があるため、必ずしも全員が受けられるわけではありません。そのため、個人の状況や優先順位を慎重に検討する必要があります。

手軽さで選ぶならワキボトックス

手軽さで選ぶならワキボトックス

手軽さを重視するならワキボトックスがおすすめです。施術時間は約5分程度と短く、価格もミラドライなどの治療と比べて手頃です。効果は一時的で、1回の治療で約4〜6ヶ月間持続します。

ワキボトックスは、短期間の臭いや汗の抑制を希望する方に適しています。また、治療直後から日常生活に戻れるため、忙しい方にも適しています。

ワキボトックスのデメリット

ワキボトックスには、いくつかの重要なデメリットがあります。最大の課題は、効果の持続期間が短いことです。治療効果は通常4〜6ヶ月程度しか続かず、その後は徐々に低下していきます。そのため、効果を維持するには定期的な再治療が必要となり、長期的には経済的負担が大きくなります。

また、1回あたりの治療費も決して安くありません。両わきの治療費は約28,000円〜46,850円程度で、年に複数回の治療が必要となると、総額はかなりの金額になります。

さらに、効果は即座に現れるわけではなく、治療後2〜3日から徐々に現れ始め、完全な効果を実感するまでに数週間かかることもあります。

まれに筋力低下や注射部位の痛み、腫れなどの副作用が生じる可能性もあり、慎重に検討する必要があります。

ダウンタイムの少なさで選ぶならミラドライ

ダウンタイムの少なさで選ぶならミラドライ

ダウンタイムの少なさを重視するなら、ミラドライがおすすめです。この治療法は、ワキガや多汗症に効果的でありながら、比較的短いダウンタイムが特徴です。

ミラドライ施術後は、翌日から日常生活に戻ることができます1。痛みのピークは施術当日の夜から翌朝までですが、その後は徐々に軽減していきます。最短翌日から日常生活に戻れます。約1週間後には、腫れや内出血もほぼ消失します。

治療時間も効率的で、約1時間ほどで両脇の治療が完了します。さらに、ミラドライの効果は長期的に持続し、研究によると治療1年後でも81.7%の発汗減少が継続していたとの報告があります。

ミラドライの詳細な効果や施術過程については、当サイトのミラドライページでさらに詳しく解説しています。

ミラドライのデメリット

ミラドライには、効果的な治療法である一方で、いくつかの重要なデメリットがあります。

まず、価格が他の治療法と比べて高額になる点が挙げられます。保険適用外の治療法であるため、一般的な相場は20万円〜50万円前後と高額です。

また、施術の技術が重要で、施術者の経験や技術力によって効果に差が出る可能性があります。そのため、十分な経験を持つミラドライ認定医による施術が望ましいですが、一部のクリニックでは看護師が施術を行っているケースもあり、注意が必要です。

ワキガ治療の費用や効果で選ぶなら天王寺マリアへ

ワキガ治療の費用や効果で選ぶなら天王寺マリアへ

ワキガ治療の費用対効果を重視するなら、天王寺マリアクリニックがおすすめです。日本でのミラドライ導入のパイオニアとして、20年以上の実績を持つミラドライ専門クリニックです。ミラドライ認定医のみが施術を担当し、高い技術と安全性を提供しています。

さらに、モニター制度を利用すれば、通常よりも安価に治療を受けられる可能性があります。まずは無料カウンセリングを受けて、あなたに最適な治療プランを見つけましょう。

医師監修

小林幸子先生

横浜マリアクリニック 院長

小林幸子先生

【経歴】

平成16年 獨協医科大学卒業

平成23年 横浜マリアクリニック開設(旧セシルクリニック)